ESG投資について理解したいと思って調べてみました。
ESGは、Environment(環境)、 Social(社会)、Governance(統制)の頭文字です。
安全、環境、法律、常識、人権、内部統制へ配慮する企業に持続性があるとして投資するものです。
周囲に迷惑をかける企業は長続きしないということですね。
似た響きの”SDGs”は、国連が定める17項目のSustainable Development Goalsです。参加国に環境や人権尊重への取り組みを求めます。ESGに取り組む企業はSDGsも意識しています。
さて、ESGへの取り組みで重要なものの一つがカーボンニュートラルです。
カーボンニュートラルの定義
日本政府は2050年までに温室効果ガス(GHG、Green House Gas)の排出を差引きゼロにすると宣言しました。
GHGの発生を減らしつつ、どうしても発生する分は吸収して実質的にゼロを目指すのがカーボンニュートラルです。
道筋はいくつかあり、まずは業務を見直してエネルギー消費とGHGの発生を抑えます。
次に、石油・石炭などの化石燃料ではなく、水力、太陽、風力、地熱、水素、原子力など化石燃料の代替エネルギーを使います。
最後に発生したGHGを吸収します。
カーボンニュートラルで商機のある企業
具体的には資源・エネルギー関連、自動車、電機、重工メーカーが関わります。
取り組んでいる企業名を探すと以下の例が上がってきました。筆者が好んで保有する日本製鉄も含まれます。
会社名 | 取り組み |
ユニリーバ | 生産工程で再エネ使用、サプライチェーン改善、プラスチック削減 |
ネスレ | サプライチェーン全体で配慮、水資源管理、カーボンオフセット |
パタゴニア | 森林保護でカーボンオフセット |
テスラ | 電気自動車、再エネ導入、蓄電技術、Revianも同じ枠組 |
シェル石油 | 炭素回収貯留 |
三菱重工 | 水素エンジン、CO2貯蔵・利用、原子力発電 |
日本製鉄 | 電炉への切り替え、水素用金属管開発 |
日本ガイシ | 蓄電池 |
レノバ | 太陽光、風力、地熱など再生エネルギー発電 |
まとめ
ESGに配慮している企業、特にカーボンニュートラルに関わる企業について調べてみました。長期保有する銘柄を探す時に考慮したいです。
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